北口本宮冨士浅間神社の近況報告

初申祭
2021.05.05

本日(5月5日)当社の例大祭である初申祭を斎行致しました。

去年に引き続き感染症対策の為、縮小した規模とさせていただきました。

初申祭の由緒としましては、遥か古に、それまで雲霧に包まれていた富士山が忽然とそのお姿を現したといわれる孝安天皇九十二年の年が「庚申(かのえさる)」の年であったことから、当社は申の年、申の日を縁起としています。

申の日は年間多くございますが、当社御祭神は農耕特に養蚕に対してのご加護が篤いといわれており、そのため農耕が始まる時期である旧暦四月の最初の申の日が例祭日と定められていました。そして暦が太陽暦へと変わり、また全国の神社の祭礼や制度等の整備が行われる中で、明治四十二年に五月五日と定められました。


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