北口本宮冨士浅間神社の近況報告

初申祭を斎行致しました
2013.05.05

 五月五日は「初申祭(はつざるさい)」と親しまれる、当社の例祭日です。その縁起について以下に示します。
社記によれば六代目天皇にあらせられる孝安天皇九十二年の年に、それまで雲霧に包まれていた富士山が忽然とそのお姿を現したと伝えられています。その年が「庚申」の年であった為当神社では古くより申の年、申の日を縁起として祭礼を行って来ました。特に六十年に一度巡り来る「庚申」の年は「御縁年」とし式年大祭を執り行っています。(前回の庚申は昭和五十五年)
 この「初申祭」は御祭神が、農耕特に養蚕に対してのご加護が篤いので、農耕が始まる時期に例祭が選定されたと考えられ、旧暦四月の最初の申の日と定められました。故に「初申祭」と申し上げます。
 明治五年、我が国に於いては太陰暦から現在の太陽暦が採用されました。同時期、国家を挙げて全国の神社の祭礼や制度等が整えられ、四月最初の申の日では毎年 日が一定しない為、山梨県からの献幣使参向の都合上、明治四十二年より五月五日と定められ現在に至っております。
 当日は午前十時三十分より、富士吉田市長様を始め大勢のご来賓の参列を頂き祭典を斎行しました。
神賑行事としては、当社太々神楽講による「冨士太々神楽」(山梨県指定無形民俗文化財)の奉納や、弓道部による奉納弓道大会、表千家不白流による野点、祭典世話人会・氏子青年会による露店の出店や餅つき大会、境内スタンプラリー、水月塾による奉納演武、富士火焔太鼓の奉納演奏等様々催されました。
天気にも恵まれ、県内外から大勢の参拝者の方々をお迎えし、本年も盛大に例祭を執り納める事が出来ました。

(田)

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