北口本宮冨士浅間神社の近況報告

開山祭斎行いたしました
2014.07.01

本年も夏越大祓式、開山前夜祭、お道開き並びに古札焼納祭、そして開山祭が無事斎行されました。


 
六月三十日
当日は各講社を含め様々な方々と、金鳥居から当神社まで練り歩く富士講パレードに始まり、神社到着後、夏越大祓式、開山前夜祭並びお道開き、古札焼納祭と斎行されました。
夏越大祓式では凡そ二百人の参加者の方々が人形によるお清めや茅輪くぐりにて罪穢を祓い浄めました。大祓とは夏越と年越の大祓があり、私たちが日常の生活において知らず知らずのうちに犯してしまった罪穢れを祓い浄める祭事です。当社においても六月に夏越大祓式、十二月に年越大祓式が斎行されています。
大祓の後には幣殿において開山前夜祭、続いて吉田口登山道の起点である鳥居にて、この日を象徴する神事であるお道開きが行われました。このお道開きは、手力男命が大槌を用いて鳥居に張られた注連縄を解き、開山期間の始まりとする神事であり、今年も多くの方が見守る中、注連縄が解かれました。
夕刻にはこの日最後の神事である古札焼納祭が斎行され、古札や御守などを焚き上げました。

七月一日
 この日は幣殿において、浅間大神様に開山を御奉告し、また富士登山者や登山道関係者の安全を祈念する開山祭が斎行され、前日の開山前夜祭と同様各種関係者の参列のもと厳粛に滞りなく執り納めました。

(佐)

 

 


 

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